体験を通しての幅広い学び
2024/05/17
ベネッセの学童クラブでは、子どもたちに興味・関心の幅を広げてもらうために、様々なテーマで毎月オンライン社会科見学を実施しています。
2024年5月は、落語の先生として国内外の学校をまわってらっしゃる”落語教育家”の楽亭じゅげむさんに、「学校にいない先生~落語教育家のお仕事」というお話をしていただきました。
じゅげむさんは、もともとは小学校の先生で、夢は学校の授業に”笑いの授業”を入れること。人が悲しむ笑いをなくして、心から楽しめる笑いを届けたいという思いを持って活動されています。
落語教育体験として、みんながよく知っているアニメを題材にした落語を聞かせていただき、通常の話し方と落語の違いを感じることができました。
おなかに大きなポケットがあることを想像して、そこから出てきたらクスッと笑えるものをみんなで発表しあうなど、子どもたちも落語の楽しさを体感することができました。
「将来、学校に”笑いの授業”があると思いますか?」というじゅげむさんからの問いかけに、子どもたちは自分たちの意見をそれぞれ話してくれました。
「学校の授業にはさすがにならないと思う」と真剣に答えてくれた子や、「笑いを増やしていくことはとてもいいことだと思う」という前向きな意見を発表した子もいました。子どもたちがとても前向きにじゅげむさんのお話を受け止めてくれていることがわかりました。
すべてのお話が終わった後も、じゅげむさんにはたくさんの質問が子どもたちから投げかけられ、子どもたちの興味・関心の高さもうかがえました。
これからもベネッセの学童クラブの子どもたちが多様なお仕事に知るきっかけとして、社会科見学イベントを実施してまいります。
By :学童事業部 篠