体験を通しての幅広い学び
2022/04/21
4月21日は、ベネッセの学童クラブ14拠点を同時接続して、みんなで「やじろべえ」の工作を実施しました。
新1年生ははじめてのオンライン・はじめての工作体験だったところもありましたが、「つまようじ」や「竹串」を使う工作なので、スタート時に「危険な材料の取り扱い方」や「今日の注意事項」をしっかりお話したところ、1年生も含めてみんなが、席に座って一生懸命取り組んでくれていました。
今回は、つまようじと竹串、紙粘土、そしていつもクラブでもお掃除に利用しているメラミンスポンジを使ってやじろべえを作りました。やじろべえは昔からあるおもちゃだけど、重心や支点というような高学年になってから習うことがわかるとなんで一本足で立って倒れないのかがわかるんだよ、というようなお話をして、「今日は1年生もいるから、自分で工夫をしてどうやったら立つかいろいろ試してみよう」と声を掛けました。子どもたちは竹串をスポンジに刺す位置を変えたり、紙粘土の重りを調整したりと、試行錯誤して、集中して取り組む姿も見れました。あっという間にバランスがとれて「わぁ!」と喜ぶお友だちもいれば、「全然立たない・・・」と難しい顔をしながら調整に挑むお友だちもいて、それぞれのペースで頑張ってくれていました。
まだ帰宅やランドセルを背負っての移動になれていない低学年も多いため、今回の工作は「できあがったかたちのまま持ち帰るのではなく、一度分解して安全なかたちに戻して持ち帰ろう」を子どもたちと約束しました。袋にパーツをしまい、一緒に解説シートを持ち帰り、家でおうちのかたとまたバランスがとれるように作るチャレンジをしてもらえたら嬉しいなと思います。
今後も楽しめて、学びにつながる工作を、季節や時期を踏まえながら、実施していきたいと思います
By :学童事業部 田端