答えではなく、やり方を伝える

学童クラブでは、毎日「学習タイム」が設けられています。
学校の宿題や習い事の課題など、子どもたちが一人ひとり様々な内容の勉強に取り組んでいます。
集中できる日もあれば、なかなか集中できない日もあったり、
好きな教科、苦手な教科もあったり、日々子どもたちの様子は変わります。

「ベネッセの学童クラブ」では、一人ひとりの自主性を大切にしており、
「学習タイム」においても子どもたちが自分で物事を考え、決めて、行動できるようにサポートしています。

例えば、宿題や課題で分からない問題が発生したとき、すぐにスタッフが答えを教えることはせず、
どのように考えればよいのか、次に分からない問題に出会ったときにどのようにすればよいのか、
方法を一緒に考えることを心がけています。
「この漢字分からないんだけど・・・」といった場合も、
漢字を書いて終わりではなく、漢字辞典がある場所や使い方を伝えます。

こどもにとっては、「すぐに答えを教えてくれれば、早く宿題が終わるのになぁ」という気持ちがあるかもしれませんが、
次に分からない漢字にであったとき、自ら辞典を取りに行き、調べられるようになっていることが何度もあり、
子どもたちの成長の可能性・凄さを感じます。
「答えではなく、やり方を伝える」。そのことを意識して、これからも子どもたちの成長を応援していきたいと思います。