体験を通しての幅広い学び
2025/10/16
ベネッセ 万世橋学童クラブ
2025年10月1日の都民の日、公益財団法人 日本科学技術振興財団の方をお招きして、「飛行機科学教室」を出前授業として実施いただきました。
科学技術館の皆さまとは、昨年度「海洋プラゴミ」について出前授業をしていただき、今回で2回目になります。
今回は、まず空を飛ぶということについて映像を見ながらお話しを聞き、実際に模型飛行機を作ったり、コントローラーを持って小型ドローンを飛ばしてみたりという盛りだくさんの90分間でした。
科学技術館のかたからの「空を飛べるものは?」「魚も空を飛べるかな?」などの質問にみんながテンポよく答えていく様子を見て、私たちが普段引き出せていなかったお子さんの知識の豊かさに大変感動いたしました。
次に、1人1つ飛行機の模型を作りました。
実際に作った模型では、「左右の翼を同じ重さにした方が飛ぶかな?」「どうしたら遠くまで飛ぶかな?」など、試行錯誤をしながら作る姿が見られました。飛び方、飛ばせ方に一喜一憂しながら微調整を繰り返す姿は未来の設計士さんのようでした。
最後に小型ドローンを飛ばしました。
コントローラーに慣れている世代のお子さんにとって、説明を聞くよりもまず触れてみる!という様子に職員は驚きましたが、どのお子さんもあっという間に操作方法を体得し、屋内にもかかわらず、天井に触れない絶妙な高さでドローンを操作していました。真剣な眼差しだったり予期せぬ動きにニコニコが止まらなかったり、笑顔や喜びの声に溢れる時間となりました。
見上げても空が狭い都心の学童クラブではありますが、科学技術館の皆さまのご協力により、空や飛行機に触れて子どもたちの心が動くきっかけとなった一日となりました。
By :ベネッセ 万世橋学童クラブ 髙山 奈津美