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その他

2017/08/31

食べる、ということ。

ベネッセ 学童クラブ青葉台

夏休みの昼食時間、学童クラブではお弁当は持参か注文かの選択性です。

長いながい夏休みが終わり、来週から給食が始まるというある日のことです。小学校にお腹を空かせた子どもたちをお迎えに行き、いつも通り子おしゃべりに花を咲かせていると、1年生の男の子が言いました。

「あーあ、お母さんの牛肉の入ったおにぎりがもう食べられないのか…。」

夏休みの間、お母さんが毎日作ってくれる牛肉の入ったおにぎりを食べるのが楽しみだったそうです。肩を落として心から残念そうな表情です。学童で「いただきます。」を言ってお弁当箱を開く瞬間は、子どもたちにとってお母様を近くに感じる特別な瞬間なのだと、その子の表情を見て思いました。

お弁当を注文して昼食をとる子どもたちにも、いろいをなエピソードがあります。
夏休み終盤のある日、注文したお弁当を指差して子どもが言いました。

「ぼく、おかずはこれとこれしか食べない。」

…食べない宣言、です。その子だけではなく、その日の食べ残しの量に目を疑いました。
帰りの会で食べ物の大切さと、食わず嫌いの話をして、また、好き嫌いなく食べられた方が人生を楽しめる!
という話を体験話を織り交ぜながら子どもたちに話しました。

そして次の日。

ごぼうの嫌いな2年生の女の子が、周りにいたお友だちに「食べてごらんよ。美味しいよ。」と進められ「食べてみようかな。」とごぼうを口にしました。「あ、ほんとだ、美味しい」食わず嫌いを克服した瞬間、お友だちも思わず拍手を送っていました。また、食べない宣言をした子は「もやしだけはどうしても食べられないんだ」と、残したお弁当を見せにきました。

これからも「いただきます」を言う時の感謝の気持ちをわすれずに、
食べ物と向き合えるように言葉がけしていきたいと思います。

By :黒沢 千佳代