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幅広い学び

2017/03/11

音楽劇「サウンド・オブ・ミュージック」

ベネッセ 学童クラブたまプラーザ

「ベネッセ 学童クラブたまプラーザ」では、初年度から毎年3月に音楽劇を子ども達と職員で上演してきました。学童では4月(新年度)になるとメンバーが少しずつ変わっていきます。そこで、その年しかできないメンバーで思い出に残るものを作り上げたい、保護者のかた、お世話になっているグランダ(併設する老人ホーム)の入居者様に成長した姿を見て頂きたい、という思いで企画してきました。

初年度はオペラ「夕鶴」を、二年目はミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」を、それぞれ15分くらいにまとめて子どもの登場シーンをメインに、後は紙芝居をバックにナレーションでつなげて上演しました。

初年度の「夕鶴」の時は、絵の得意な子や当日参加できない子は物語の大型紙芝居の作成、歌が好きな子は歌ったり、お芝居の好きな子はセリフをいったり、好きなことで参加できるように工夫しました。当時の学童クラブでは男の子の間でコマ回しが流行っていたので、村の子どもがコマで遊ぶシーンを作ったり、この子ならこんな事を言いそうというセリフを考えて、日常の一コマのように演出しました。放課後の限られた時間で、週に3回練習してきましたが、疲れて練習をやりたくなかったり、遊びたくなったり、なかなか練習に参加できずに不安がる子もいたり、順調な事ばかりではありませんでした。スタッフもその気持ちは十分に理解できるので、考慮しながら様子をみて準備を進めましたが、本番近くなると子どもたちから進んで練習したり、子どもたち同士で相談して演出や絵を考えるようになりました。

3年生は1年生の面倒をみて「本番、不安だったら私のマネをしてね。」とアドバイスをしてくれました。そして迎えた当日、実は全員が集まれたのは本番当日のみでしたが、子どもたちはそれまでの練習以上にすてきな舞台を作り上げてくれました。

子どもたちも、大人たちがとても喜んでくれたことに驚き「自分たちはそんなに凄いことをやったんだ!」と達成感を持ってくれたようでした。

その思いを引き継いで2年目は「サウンド・オブ・ミュージック」を上演しました。「夕鶴」の時の1年生は2年生になり、今度は新1年生を誘導する立場を見事につとめてくれました。この年は、人数も増えたことから、合唱、紙芝居作成ともに全員で取り組みましたが、中には「口笛が得意だからやりたい!」という子もいてソロで演奏してもらいました。

各自、おうちや学校からの帰り道に練習し、初めて指揮者付きの2部合唱も挑戦しました。保護者の方からは、「保育園時代とレベルが違う。」「引っ込み思案の子が堂々と人前で歌っていて、おうちで興奮気味だった。」などうれしい感想を頂きました。

たまプラーザならではの行事ですが、是非、色々なお子さまに体験してもらえたらと思っています。

By :内木 由美子